トンプソン小さな手(略)の22曲目。フラットとナチュラルが登場しました。
Steamboat Round the Bendの練習
この曲で学ぶこと
♭(フラット、flat)と♮(ナチュラル、natural)の使い方と練習です。
臨時記号がすべて登場しています
練習曲の鍵盤範囲はBass ClefのCからTreble ClefのGまで。その中で低いAに♭が、高いFに♯がつく箇所がでてきます。
F♯のあとの小節で♮がでてきて、黒鍵と白鍵の移動に注意しながら弾かなくてはいけません。
エンジンのポーっと言う音
この曲も英語版の歌詞に忠実な翻訳になっています。
♯と♭が登場する5小節目から、
ポー ポー ポー ポー
と日本語の歌詞がありますが、これは英語版だと、
Chug, chug, chug, chug,
となっています。
Chug: (エンジンなどの)ポッポッという音.
研究社 新英和中辞典
英語オノマトペあるあるですが、日本人からすると「ポー」と「チャグ」はだいぶ聞こえ方が違う気がしますね。
あ、そういえばチャギントン(chuggington)という列車をモチーフにした3Dアニメがありますが、これもこの音の”Chug”が由来かと思われます。
[https://www.fujitv.co.jp/chuggington/]
おしゃれな曲
曲のタイトルに汽船とつくので、ずっしりしたイメージの曲かと思いましたが、伴奏を聞くととっても軽くリズミカルな曲でした。上でも触れた「ポーポーポーポー」のところがオシャレな音ですね!
この記事で使用している楽譜はこちら
Kindle版の”Teaching Little Fingers to Play (John Thompson Modern Course for Piano)”を使用しております。
日本でおなじみの「トンプソン 小さな手のためのピアノ教本」の原書ですが、イラストが一新されているのと、オケ(伴奏)が内蔵されているのが特徴です。
気になった方はチェックしてみてください!
[https://www.amazon.co.jp/Teaching-Little-Fingers-Thompson-English-ebook/dp/B0176QXRUU/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&linkCode=ll1&tag=blackpharmacy-22&linkId=73028291ecf0fcfd47de06828116bbb2]
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