Christmas in Prague (Oxford Bookworms Library Stage 1)

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書籍情報&レビュー

Kindle版があります。

この本の基本情報

タイトル:Christmas in Prague
YL:2.0-2.2
語数:4,720
パパわんおすすめ度:

3.5

パパわん的ジャンル:時代を超えた絆の話

シリーズ:Oxford Bookworms Library Stage 1 (OBW1)
著者:Joyce Hannam
ジャンル:Human Interest
英語:イギリス英語
朗読:あり(CD、オーディオ付き電子書籍、Audible.comなどで入手可能)
舞台:イギリス

パパわんわん
パパわんわん

著者のJoyce Hannamは同じくOBWシリーズの「The Death of Karen Silkwood」を書かれた方ですね。

あらすじ

1957年のクリスマス。チェコスロバキアで起きた悲劇。それから時は経ち、1995年。ハープ奏者のCarolが参加するオーケストラのコンサートがクリスマスにプラハで開かれることになり、Carolと夫のJan、そして彼の父であるJesefはプラハに行くことになる。これまで、プラハ生まれであるにも関わらず、そのことについてほとんど語ることのなかったJosefには、誰にも語らない秘密があった。

オリジナルストーリーですが、チェコの歴史的背景を知ることが出来る一冊です。

ざっくりレビュー

とてもドラマチックで、海外ドラマのエピソードになりそうなお話です。

お話の主役は父親のJosefで、彼のプラハにまつわる過去の悲劇的な物語が、クリスマスコンサートを軸にした物語の中で明かされることになります。

冒頭のシーンで大体の話のネタは分かるかな、と思って読み進めると意外な結末が待っていて、このレベルのGRにしてストーリーは秀逸だと思います。

もう少し、プラハの町並みとか、チェコのことについても観光ガイド的に知ることができたらよかったなぁ。

こんな人におすすめします!
  • 心温まる、ハッピーエンドの話が読みたい
  • 過去から現在につながっていく話が読みたい
ちょっと合わないかも……
  • Pragueってなんぞ?どう発音するの!?という方(こればかりは辞書を引いて確認してみましょう)

英語多読にプラスアルファの情報

ピックアップ表現

‘The first concert is on December 20th,’ Carol answered.

本文より

多読は文法的知識とかそういうものを持ち込んではいけないのですが、あえて多読の中で英語学習につなげたいと意識したい方は、「12月20日に」の表現で使う前置詞(この場合は”on”)に注目して読むと、今度自分で英文を書くときに意識せずとも前置詞が出てくるようになります

朗読(オーディオブック)について

楽天Koboの電子書籍ストアではオーディオ付きの電子書籍が発売されていました。Koboも世界的に展開しているサービスですし、OBWシリーズはオーディオ付きで手に入るので良さそうですね。

[rakuten id=”rakutenkobo-ebooks:14827185″ kw=”Christmas in Prague – With Audio Level 1 Oxford Bookworms Library (Oxford University Press)  電子書籍版 Joyce Hannam”]

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