書籍情報&レビュー
この本の基本情報
タイトル:Jojo’s Story
YL:2.6-2.8
語数:9,280
パパわんおすすめ度:
パパわん的ジャンル:戦争もの
シリーズ:Cambridge English Readers
著者:Antoinette Moses
出版社設定ジャンル:Human Interest
英語:イギリス英語
朗読:あり
舞台:設定無し(戦争地域)
3行でわかるあらすじとレビュー

フィクションですが、戦争の残酷さを見事に描いた作品です。
虐殺の描写や戦争孤児達の様子が、淡々と、しかし生々しく描かれていて、かなりヘビーな内容になっています。
孤児たちの家での束の間の平穏と、そして最終章でのJojoの決断が、戦争の悲しさを読者に訴えかけてくる、名作です。

どうして戦争は無くならないのか、Jojoの生き方を見れば誰にでもわかるな……!
この本はどんな人におすすめ?
併せて読みたい・次に読みたい
本書は2004年度のLanguage Learner Literature Award(LLL Awards)でWinnerを受賞しております。
[http://erfoundation.org/wordpress/awards-grants/awards/2004-lll-awards/]
著者のAntoinette Mosesさんは2007年に「Let Me Out!」でも同賞を受賞されています。
[https://papa-wanwan.com/let-me-out-cambridge-english-readers-starter/]
また他にもCERの中では、同じように紛争を描いた「Arman’s Journey」もLLL Awards受賞作で、おすすめです。
[https://papa-wanwan.com/armans-journey-cambridge-english-readers-starter/]
朗読(オーディオブック)のレビュー
明るめの声の男性の朗読です。Jojoは10歳なので、それに合わせてか少し幼さの残る感じで読まれています。そして物語に合うように、静かに語りかけるような朗読で、雰囲気が素晴らしいです。
CERの朗読音声は現在無料でダウンロードすることが可能です!
詳しくは下の記事をご覧ください。
[https://papa-wanwan.com/cambridge-english-readers-audio-recordings/]
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