書籍情報&レビュー
この本の基本情報
タイトル:The Girl at the Window
YL:1.0
語数:2,187
パパわんおすすめ度:
パパわん的ジャンル:ホラー
シリーズ:Cambridge English Readers Starter (CER0)
著者:Antoinette Moses
ジャンル:Ghost Story
英語:イギリス英語
朗読:あり(無料ダウンロード可)
舞台:イギリス(ノーフォーク州ノリッチ)
あらすじ
1815年、Norfolkに住むGraceは身ごもっていた女の子の赤ちゃんを出産しますが、彼女が結婚していないこと、夫が戦地から戻らないことから、赤ちゃんは連れて行かれてしまう。
そして時は2001年。Graceの住んでいた家に新たにSueが赤ちゃんを連れて引っ越してくる。その家には絵画となったGraceが今も赤ちゃんが戻ってくるのを待っていた。
ざっくりレビュー
幽霊ものの話なのですが、怖い話というより不思議な話といった感じです。このレベルなので仕方がないのですが、Graceに何が起こったのかよくわからずじまいでした。
それと本書の特徴ですが、登場人物が常に話をしていて、状況説明がほとんど無いので、イラストも頼りに場面を思い浮かべながら読まないと、何が起こっているのかわからないのがちょっと残念なところです。
英語多読にプラスアルファの情報
ピックアップ表現
‘The wiring is bad – really bad.’
本文より
Sueのセリフから一部抜き出しましたが、ここはイラストを合わせて見ておかないとよくわからないかもしれません。電気配線がダメになっているということですね。
赤ちゃんの名前に関して
GraceがSueの赤ちゃんの名前(Sammy)を聞いて、”Sammy’s a boy’s name But she’s a girl, a beautiful girl.”と言っているシーンがあります。
確かに調べてみると、
Sammy is a nickname, frequently for people named Samuel, and also an English spelling of the Arabic name Sami.
Wikipedia
とあり、Samuelは男性の名前ですので、たしかにSammyは男性につけるのが一般的なのかもしれません。
あれ、以前に読んだ洋書でSammyという名前の女の子が主人公の本あったような??
と思い出してみたらこれでした!
[rakuten id=”rakutenkobo-ebooks:12516186″ kw=”Sammy Keyes and the Hotel Thief (Yearling) 電子書籍版 Wendelin Van Draanen”]
実際に女の子にも使われていることがあるようですね。
自国以外の方の名前はそれだけで男性女性の判断をするのが難しいですよね(当然、外国人から日本人の名前を見てもさっぱりわからないようですし)。
朗読(オーディオブック)のレビュー
女性の朗読で、ゆっくりしたスピードで読まれています。聞き取りやすさはバッチリですが、先に書いたとおり、本を読みながら出ないとなんの話をしているのか混乱してしまうかもです。
CERの朗読音声は現在無料でダウンロードすることが可能です!
詳しくは下の記事をご覧ください。
[https://papa-wanwan.com/cambridge-english-readers-audio-recordings/]
コメント