書籍情報&レビュー
この本の基本情報
タイトル:The Witches of Pendle
YL:2.0-2.2
語数:5,730
パパわんおすすめ度:
パパわん的ジャンル:時代を超えた絆の話
シリーズ:Oxford Bookworms Library Stage 1 (OBW1)
著者:Rowena Akinyemi
ジャンル:True Stories
英語:イギリス英語
朗読:あり(CD、オーディオ付き電子書籍、Audible.comなどで入手可能)
舞台:イギリス(ランカシャー)
背景を知らずに読むとこれが本当の話とはとても思えません。魔女裁判で本当にあったお話です。
あらすじ
「ペンドルの魔女」と呼ばれた一家に生まれたJannet Deviceは、もちろん自身は魔女でないことなどわかっていたが、家族たちは皆自分たちが魔女であると言っていた。そんな彼女も、今魔女として告発され、捉えられていた。そんな彼女は牢獄の中で、自身の幼少期を思い出していた。
とにかく最初から最後までずっと暗いお話なので、ちょっと元気なときに読まないと辛いかもです。
ざっくりレビュー
まずこれが実話であるということが衝撃です。魔女狩りや魔女裁判はもちろん教科書的には知っていましたが、実際にどのように告発され裁判が行われていたり、実際に魔女を名乗って暮らしていた一族がいたりと、あまり日本では認知されていないだろう事実を知ることができます。
ペンドル魔女裁判として悪名高いこの話は、様々なサイトで紹介がされているようですが、特に以下のサイトで話の背景を整理できると思います。
[https://www.japanjournals.com/feature/survivor/13625-pendle-witches.html]
すごく恥ずかしい話ですが、この本を読む前に、タイトルだけでホラー系の話かなー、などと思ってしまっていました。反省です。
英語多読にプラスアルファの情報
ピックアップ表現
‘God is here with you, Jannet. Never forget that. You can be happy, when God is with you.’
本文より
本文でJannetも言っていますが、神がそばにいたとしても、それで幸せになれるとはとても思えませんよね。
朗読(オーディオブック)について
楽天Koboの電子書籍ストアではオーディオ付きの電子書籍が発売されていました。
[https://books.rakuten.co.jp/rk/8517b826964f340396f5bc844647d5d4/?l-id=search-c-item-text-01]
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